Macintosh

コンピュータ

Macintosh

まっきんとっしゅ

1984 年に登場した、 Apple 社のパーソナルコンピューター。

それまでの命令文による操作を捨て、実世界を意識した GUI による操作を普及させた。その使い易さは高く評価され、映像・音楽・印刷などクリエイティヴな業界で幅広く活用された。→ MacOS

また、筐体デザインが美しいことでも知られる。特に 1998 年に登場した iMacは2 色のポリカーボネートを組み合わせた半透明のポップなデザインが人気を呼び、傾きかけた Apple 社の経営状態を一気に引き戻した。

 アップルコンピュータが開発、販売しているパソコンのブランド名。 Windows 用パソコンとは仕様が異なり、標準 OS として Mac OS が動作する。

 初代 Macintosh の発売は 1984 年。マウス操作による GUI やウインドウ表示で話題を呼んだ。デザインは 9 インチのモノクロ CRT 一体型で、まだ珍しかった 3.5 インチのフロッピーディスクドライブも内蔵した。 CPU には 8MHzの68000 を搭載。

 1986 年には SCSIインタフェース を装備した Macintosh Plus を発売、日本語対応 OS の漢字 Talk も発売した。以後、 1987 年にディスプレイを切り離してカラー対応にした Macintosh II、1990 年に入門者向けの Macintosh LC など、 1992 年にコンシューマー向けの Performa シリーズ、 1994 年には CPUにPowerPC を搭載した Power Macintosh シリーズなどを市場に投入してきた。

 携帯型では、 1989 年にモノクロ TFT液晶ディスプレイ を搭載した Macintosh Portable を発売、 1991 年にノート型の PowerBook シリーズと、ドッキングステーションを採用した PowerBook Duo シリーズを発売した。

 1994年3 月以降に発売された新機種では、搭載 CPU をそれまでの 68000 系から PowerPC へと順次切り替えており、現行機種はいずれも PowerPC 搭載機である。

 Windows パソコンとは異なり、 Macintosh はアップル自身が OS とハードウエアの両方を開発、販売している。 1994年9 月には、 Windows 陣営に対抗するために Mac OS のライセンス供給を開始し、翌 1995 年に PC AT 互換機同様に Macintosh 互換機が市場に登場した。しかし、 2 年後の 1997 年にはライセンス供給を中止。事実上、互換機市場は消滅した。

 1990 年代後半に PC AT 互換機が急速に普及するなか、 Macintosh のシェアは減少傾向をたどったが、 1998年8 月に発売した低価格のオールインワン機種 iMac がベストセラーになった。 1999 年には、高速な CPUのPowerPC G4 を搭載した「 Power Mac G4 」、「持ち運べる iMac 」をコンセプトに開発した無線 LAN 対応のノートパソコン「 iBook 」、 FireWire(IEEE1394)やDVD-ROM ドライブを搭載した「 iMac DV 」などを相次いで発売した。 2000年8 月にはユニークな立方体デザインのデスクトップ機「 Power Mac G4 Cube 」を発売した。 2001年1 月にはチタニウムのきょう体に PowerPC G4 プロセッサーを搭載した「 PowerBook G4 」、 5 月にはコンパクトな新型の「 iBook 」を発売。 7 月には銀色のきょう体を採用した「 Power Mac G4 」が登場した。

「日経パソコン用語辞典」より

2005 年、 Apple はプロセッサを Intel に変更する方針を発表。詳しくは Macintel を参照。

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